読書は自分自身を作る(赤木かん子さん児童文学評論家) 読売新聞より抜粋 6月1日
—ネット時代も、読書の価値は不変でしょうか。
例えるなら、子供は丸太で言葉と知識はノミです。
本を読むことで、ノミで丸太を彫るように、子供は自分自身を作っていくのです。
本は今でも一番身近で効果的な方法なのです。子供たちには読みたいものを読みたいように読んでほしいですね。
知識と知識をぶつけあって新しいものを創造するには材料が必要です。
英語多読の目的は、1. 多くの英文に触れること 2. 読むことによって何か情報を得ること、です。
しかし受験英語の影響で、どんなものでも精読したがる傾向のある人も多くいます。そのような人は、多読をしているつもりでいつも精読をしてしまいます。丁寧に読むことも大切ですが、精読だけではいつまでたっても多読をできるようにはなりません。高度な英文が読めるようになっても、1時間に数ページしか英語を読めないようでは、本当の意味で英語を『読めて』いることにはならないと思います。精読に慣れすぎてしまっている人は、発想を変える必要があります。正しく多読を続けるためのポイントは、
また基本的には、始めは易しいものを選ぶのが良いとされ、易しいものとは、文全体の98%以上の単語がわかるレベルのものです。
このレベルの本を読めば、主に読解速度向上に効果があるようです。
受験勉強で難しい英語を読むせいかどうかはわかりませんが、日本では、易しい英語を読むことに抵抗がある人が多いようです。